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保護者対応

保護者への対応

 保護者からの意見や要望は、より良い園とするために大変貴重なものです。積極的に保護者からの意見を汲み取れる工夫が必要です。

 
 
弁護士にできること

保護者と園の見解の対立がある場合があります。一番多い原因は、双方が把握している事実関係が異なっていることです
その際には、弁護士が事実関係の調査(関係者からの聞き取りなど)を行いますので、ご連絡ください。

クレーマー対策

  ポイント
保護者の意見を尊重することは大切ですが、理不尽な要求や威圧的・暴力的な要求には応じることはしてはいけません。
クレーマー型の保護者は、不当な要求に応じる相手には、より大きな要求を行うようになります。
園にとってマイナスであるばかりではなく、一般の保護者に大きな不満をいただかせることになります。

 
 根拠のない要求
毅然とした対応が必要です。理不尽な要求であるかそうでないかは、常識で判断されるべきことですから、常識に沿って対応することが問題は解決します。
 
最も大切なのは、担当者に責任を押し付けず、園長などの責任者が直接対応にあたるか、責任者をしっかりサポートすることです。担当者を孤立させることだけは絶対に避けなくてはいけません。

 威圧的・暴力的な要求
園内事故などがあった時、保護者から様々な要求があります。もちろん、園の責任の有無にかかわらず、誠実な対応が必要です。
 
最も大切なことは、初動を誤らないことです。事故を隠ぺいしようとしたり、誤った情報を提供することはしてはなりません。また、事故が発生した場合の対応マニュアルの作成も必要です(対応マニュアルの作成のため、法的な助言が必要な場合は、当事務所にご相談ください)。

 
 弁護士にできること
悪質クレーマーへの対応は、速やかに弁護士にご相談ください。
また、園内事故が発生した場合に、すぐにご連絡いただくことで、初動を誤る心配もいりません。
顧問契約(詳しくはこちらを参考にしてください)をしていただくことで、問題が小さなうちから対応できますし、顧問弁護士がいることでクレームが発生しずらくなる効果があります。
 
 

保育料の滞納

  聞き取りの大切さ
保育料の滞納があっても、すぐに法的手続きとはなりません。各家庭に事情があります。子供たちにとって、幼稚園・保育園は大切な場所であり大切な思い出になります。
子どもたちが、保育料の滞納で退園になることは何とか避けてください。

保護者から滞納の事情をよく聞き取り、分割納付など、できる限りの努力はしてあげてください。

 法的対応
<どの様な場合に行うか>
保護者が事情聴取に応じない場合や、事情聴取の結果十分な資産があるのに保育料を支払わないなど、保護者が不誠実な対応に終始する場合に、はじめて法的手続きとなります。
<どの様な手続きか>
訴訟は最終手段です。
まずは、弁護士から保護者あてに内容証明郵便を送ることで、多くのケースでは解決します。それでも解決しない場合には、支払督促や民事調停など比較的簡易な手段を選択する場合が多くなります。

 弁護士にできること
法的手続きは、弁護士しか行えません(税理士や行政書士には行えません)。
 

弁護士法人 群馬中央法律事務所
〒371-0026 群馬県前橋市大手町3丁目11番6号
TEL.027-234-8711
FAX.027-234-8713

 
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